みちにわSDGsマルシェ2020レポート
みちにわマルシェを2020年11月27日-28日、錦二丁目内のみち(長島町通)をつかって開催しました!
主催:なごや環境大学、錦二丁目まちづくり協議会、名古屋市
運営協力:錦二丁目エリアマネジメント、大ナゴヤユニバーシティネットワーク
協力:N2/LAB、錦二丁目都市の木質化、V・ドラック錦二丁目店
県産野菜を使った飲食メニューの提供、新しい暮らしを提案する物販やファッション、フェアトレードの紹介、お直し体験、風呂敷ワークショップなど、SDGs(持続可能な開発目標)が描く未来の暮らしを体感できるマルシェとなりました。
当日は約700名(27日夜100名、28日600名)の方にご来場いただきました。
ぽかぽか陽気で(次の日は急に寒くなったのでギリギリ!)、心地よく過ごせるイベントとなりました。
各店舗さま、IAMASの学生の皆さん、SDGsまちづくりワークショップに参加する企業や大学の皆さんには、SDGsをテーマに実験的だったり、オリジナルな企画で出店していただきました。
まちで活動する私たちにとりましても、
みちの上で豊かな未来の暮らしをイメージできたことは、
宝物のような経験になりました。
【出店内容】
本部 [未来のまちのイメージにつてパネル展示] (SDGsまちづくりワークショップ Aグループ)
IMOM COFFEE ROASTERS [コーヒー販売]
延藤文庫 [絵本の紹介]
都市の木質化プロジェクト[地域産木材でアクセサリー作り]
Green & _[ドリンク・家庭菜園・堆肥]
(SDGsまちづくりワークショップ Cグループ:
名城大学Clean Green、ブラザー工業(株)、豊田森林組合、なごや環境大学ユースクラブ)
the chord[靴磨き•靴修理のご相談]
空色曲玉[菓子販売]
長者町ハチミツ&料亭河文[蜂蜜•コラボスイーツの販売]
CHOJA MACHI BA [お弁当]
ツクロウ[ボタンブローチと刺繍・お直し]
(SDGsまちづくりワークショップ Cグループ
CECILIA、スターキャット・ケーブルネットワーク(株)、ブラザー工業(株)、なごや環境大学ユースクラブ)
TOUTEN BOOKSTORE [本の販売]
ファーストステップ[適職診断]
V•ドラック錦二丁目店[農家産直野菜•焼芋]
フェアトレードタウンなごや(名古屋市/ひょうたんカフェ)[織りワークショップ・お菓子の販売]
名城大学プロスポーツビジネス研究会with名古屋ダイヤモンドドルフィンズ[リメイクワークショップ•エコバックとマスク] (SDGsまちづくりワークショップ Eグループ)
MO-YA-CO UNIQUE PRODUCT! [雑貨、お菓子の販売]
露店喫茶シヤチル×コットンキッチンカー[野菜ジュース]
和装小物の大善 [風呂敷の包み方ワークショップ・販売]
なごや環境大学SDGs未来創造クラブ[SDGsスタンプラリー]
【前夜祭/11.27】
・IAMASに所属する学生を中心として構成されるNxPCが音と光のライブを行いました。
・トークライブ「環境とテクノロジーから、SDGsやまちについて考える」
〈登壇者〉
千頭 聡(日本福祉大学教授、なごや環境大学アドバイザリーボード)
山田 卓哉(大ナゴヤ大学学長)
名畑 恵(錦二丁目エリアマネジメント株式会社 代表取締役)
【モデル地区として】
錦二丁目は、なごや環境大学が推進する、「SDGs(持続可能な開発目標)」の理念を踏また持続可能なまちづくりプロジェクトのモデル地区です。今回はその活動の一環でもあります。ここで得たことを他地域に展開していくミッションがあります。
【今後のみちにわ(は)〇〇・・・】
私たちのまちづくりでは、みちの在り方について長く議論し、歩道拡幅の社会実験、都市の木質化ベンチの歩道設置、飲食店のテラス席設置など、さまざまなチャレンジをしてきました。
最も重ねてきた議論は、車中心から人中心のみちへ、というテーマです。
これを機に、「みちにわ(は)、、、」につづく新たな「みち」の可能性をどんどん掘り起こしていきたいと思います。
みちにわマルシェ、みちにわテラス、みちにわライブ、みちにわシアター、、、
【舞台裏】
さいごに、舞台裏をご紹介したいと思います。
今回のとりくみは、みち(公共空間)を使いこなす社会実験でもあります。
実現には、沿道の皆さんの協力、町内会長の決断、錦二丁目まちづくり協議会会長による関係者への交渉、警備会社の安全管理、名古屋市関係各課、そして何よりも警察と名古屋市環境局の粘り強い調整と徹底した安全管理がありました。たった50mでも、「はじめて」をつくるエネルギーには、本当の協働があったと思っています。
全体のディレクションについては大ナゴヤ大学学長のやまたくさんにお願いしました。
メインビジュアル : TOMOTERU NISHIMURA
ロゴ・グラフィック・空間デザイン : 浅井梨紗
写真 : あいざわけいこ / Yuya Yoshikawa
イベントスタッフの皆さまおつかれさまでした。
そして、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。